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​映画日記2019,11〜

11月15日「NO SMOKING」

ジョアンの映画を見るため札幌まで出かけたら、ちょうどこの映画館でやっていたので見ることにした。細野さんの音楽ははっぴいえんど〜YMO〜その後のソロ活動などともかく興味深いので、楽しく見ることができた。細野さんの純粋に自分の好きな音楽を続けてきたことがよくわかった。

11月16日「ジョアンジルベルトを探して」

まあ、そんなに期待はしていなかったので良いのだが、YouTubeでジョアンの動画は何度か見ているので、この映画の中で特に目新しい画像は見れなかった。ともかく、自分と同じ心境でジョアンに会ってみたいという人が世界中にいっぱいいるんだろうなと感じた。そのジョアンは今年7月亡くなってしまい残念だが、彼の作り出したボサノヴァは永遠に残るに違いない。

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​12月 ラッセハルストレム監督の初期の作品を見たいと思い、やかまし村の子供達をネットで注文したが一向に届かないと思ったら、もう製造されていないようなので諦め、初期公開映画を見ることにした。なかなかユーモアのある映画たちだったが、やはり最近の映画に比べたらやや落ちるかな。

2020年1月

男はつらいよの新作が上映されて話題になっているので、正月らしく昔の寅さんを見てみた。

第1作 男はつらいよ

う〜ん、やはりこの作品にこの映画の魅力が詰まっているな。この映画が完成した時に山田監督はこんな真面目な映画になってしまって公開されるのが不安だったそうだが、見事ヒット。

第9作 柴又慕情

マドンナ吉永小百合

歌子から寅さんが告白されるシーンがいいなあ。振られるところね。潔さがたまらない。

第15作 寅次郎 相合い傘

リリー(浅丘ルリ子)が2回目の出演。さくらがリリーに寅と結婚してくれないか聞くシーン。リリーのその返事の仕方がたまらなくいい。泣ける。

第17作 寅次郎夕焼け小焼け

宇野重吉演ずる高名な画家がいい味出してる。

第22作 噂の寅次郎

​マドンナ大原麗子 美人に出会って張り切る寅さんが可愛い。

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1月31日

 BSで古い映画をやっていたので懐かしく見てみる。ヒッチコックはバルカン特急と海外特派員という戦前の映画。いかにもヒッチコックという感想。以下の2本はずいぶん前に見たのだが、すっかり忘れていて初めて見たような気がした。

「舞踏会の手帖」ジュリアンデュビビエ監督。マリーベルが美しかった。オムニバス形式で未亡人になった主人公が若き日に舞踏会で出会った男たちに会いに行くというお話。亡くなっている者、ギャング頭取?医者、山男、町長、牧師、美容師、前に見たときもおもしろかった記憶だったが、やはりよかった。

デュビビエ監督の映画また見たい。

「パリの屋根の下」これも古いフランス映画。こんな話だったかなあ?結局男二人と女との三角関係のお話?まあ、古き良き時代って感じかな?

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2月4日 男はつらいよ おかえり寅さん

久しぶりに映画館で見てきた。観客は俺とトモの他に老人が一人ずつ二人。貸切状態。う〜ん、見ていて涙腺が緩む〜。懐かしく、嬉しく、哀しく見ることができた。

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「パリの空の下セーヌは流れる」

フランス映画ジュリアンデュビビエ監督

「舞踏会の手帖」があんまりよかったので、アマゾンでフランス映画10枚入り2000円を購入。まずこれを見る。昔見ていたと思うのだが、見慣れないシーンが多く、結局見ていないんだなきっと。パリを舞台にした登場人物それぞれの人生の一端が語られ、その運命が絡み合うというなかなか洒落た筋立てで気に入った。登場するのは銀婚式を迎えるスト中の中年男。学校でいい成績が取れず、家に帰れなくなった少女とその男友達の小さな冒険、孤独な彫刻家、手術の腕はピカイチだが試験になるとあがり症のために合格できない医者志望の若者、その若者の恋人のモデル、文通の相手と結婚するためパリに憧れて今朝到着したばかりの乙女、そして買っている多くの猫に餌を与えるためパリの街を彷徨う老女。悲しい結末には残念だったが劇中歌もよかったし、何しろパリの景色が素晴らしい。昔の映画やっぱりいいな。

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3月28日

先月からネットで格安で購入したマリリンモンローの初期の映画を10本ほど見た。

格安だったために非常に画像の悪いものもあったし、ほんのチョイ役で出演しているものもあり、まあ、どの映画もモンローの魅力が生かされている部分も見えた。ただ、つまらないお話もあってちょっとがっかりだった映画もあった。タイトルだけ載せておく。「お熱いのがお好き」

​     「ナイアガラ」

     「アスファルトジャングル」

     「百万長者と結婚する方法」

     「結婚協奏曲」

     「イヴの総て」etc

     

​     

「外人部隊」ジャックフェデー監督

アマゾンで買ったフランス映画を続けざま何本か見たが、やはり古ければ良いというものでもないようだ。ルネクレールやジャンルノワールなども見たがパッとしなかった。これはマリーベルが髪の色を変えて二役務めている。ストーリーはあまり気に入らなかったが、なかなか好きな雰囲気の映画だった。監督の妻フランソワーズロゼーが酒場?のマダム役で出演していて、いい味出してる。

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3月某日 「ララランド」

村井邦彦さんの「ロサンゼルス日記」の中に映画の記述もあり、この映画にも少し触れていたので見てみた。思いの外、いい映画だった。ミュージカルだからダンスや歌がメインな訳だが、主人公(男)の目指している音楽が古きJAZZというところが渋かった。この映画の予告みたいなのをテレビで少しみた覚えがあり、もっとミーハーな感じかと思っていたら、なかなか芯のある映画なんだなあと感心した。女優目指して挑戦している多くの人々がいるんだろうな。

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