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​映画日記2019、7〜

7/5アラバマ物語 1962年 グレゴリーペック

この映画、黒人の無罪を弁護するいかにもヒューマンドラマといった触れ込みのために、見るのを敬遠していたのだが、見事な作品だった。その黒人を弁護する主人公の裁判所の場面も素晴らしかったが、この映画に登場する子役達がまた素晴らしかった。ということは監督が良いということなんだが。とにかく感心し、素晴らしい映画だった。近所に住む謎の男の存在もなかなか良かったな。この監督の他の映画も見てみたい。レンタルで探そう。

  

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7/10 ブエナビスタソシアルクラブ アディオス 2018年

1998年に制作されたブエノビスタソシアルクラブのメーキング?映像や後日談のような内容。あの爺さん達の音楽に対する愛情、

特にあのボーカルの爺ちゃんが魅力的だった。ただ、キューバの音楽は、嫌いではないがボサノヴァほどの好みではないのでそれほどでもなかった。キューバのに行ってみたい。

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​7/12 「My life as a dog」1985年 スェーデン映画 ラッセ・ハルストレム監督

「僕のワンダフルライフ」が気に入って、この監督の初期の映画を見た。この映画でも子役がよく、スェーデンの村の景色やそこに登場する個性的?な人物やらが、なんとも魅力的だった。ここでも、犬が出てきてよっぽどこの監督犬好き?

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7/14 「サンセット大通り」1950年 ビリーワイルダー監督

モンローの「お熱いのがお好き」や「アパートの鍵貸します」などのコメディで有名な監督で、前に失われた週末を見たがあまりぱっとしなかった記憶があったのだが、初めの部分でちょっと話に引き込まれたが、途中から(脚本家を目指す女優が出てきたところ)そりゃないだろって、あとは惰性で見たが、後味悪く見て損した。

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​7/16  「くるみ割り人形と秘密の王国」2018年 ラッセ・ハルストレム監督

ディズニー映画。ラッセハルストレム監督だったので借りてきた。ネットで他の人のレビューを見たら意外と酷評されていてガッカリだが、自分としてはよくできた映画だと思った。確かに途中で主人公の味方だったはずのある国の女王?が寝返ったのにはちょっと驚いたが、まあこの映画の魅力ストーリーよりもファンタジー世界浸ること

​いってもいいんじゃないかな?自分には良かった。あの大尉(くるみ割り人形)や取り巻きの端役も良かったし、特に気に入ったのはブリキの兵隊。また他のラッセハルストレム監督の映画を3本も借りてくることにした。

7/18 「砂漠とサーモンフィッシング」2011年 ラッセハルストレム監督

イギリスと中東の国(どこか忘れたが)ともかく国家戦略のために、砂漠の川に何万匹の鮭を放ち、鮭を砂漠に生息させようという荒唐無稽のお話だが、面白かった。そのプロジェクトを進めようという主人公達、科学者?の男性とその企画を進めようという女性が恋に落ちてしまうというありがちな?展開ではあったが、その二人のキャラがなかなかよく、またその二人と国王との友好も微笑ましかった。

7/19 「サイダーハウスルール」 1999年 ラッセハルストレム監督

孤児院で育った主人公が、成長し初めてみる外の世界での体験と、最後は育った孤児院に戻り、その職員として生きていくという内容。まず冒頭でその孤児院の建物が駅線路から丘の上に映し出される場面から始まるが、その建物に惹きつけられた。りんご園で働くことになる主人公が、漁師の娘に恋する場面は、偶然にもサーモンフィっしょングの時と同じように彼女の彼氏が兵役で戦地に行き、負傷して帰ってくるという設定で、悲しい結末。ただ、全体を通して嫌な感じを与えないのは、登場人物がそれぞれ自分の気持ちに素直に懸命に行きている姿が見られるから?

7/22 「ショコラ」2000年 ラッセハルストレム監督

このタイトルは知っていたが、初めて見た。ジョニーデップが出ていてびっくり。しかもギター弾いてるし。これもどこかフランスの小さな村が舞台なのだが、そのおとぎ話風?の街並みが素敵。これはハッピーエンドでよかったな。チョコが食べたくなる映画。

7/25 「セーフヘブン」2013年 ラッセハルストレム監督

う〜ん、やっぱりよかった。ラブストーリーはどうも苦手なんだが、この映画はスリラーっぽいところもあって(スリラーはもっと苦手)、途中元カレ(暴力男の刑事)が彼女の居場所を突き止めた時には、あ〜もう見たくないと思ったが、全部見てハッピーエンドでよかった〜。彼氏の娘と息子がいい味出してた。あんな幸せそうなお父さんと子供達、そして再婚することになる彼女の魅力的なこと。この映画サスペンスを中心にお話は展開するが、実はラブストーリーってのがなかなか新鮮なんじゃないかな?がん?か何かで亡くなった元奥さんが残した手紙もよかった。自分もがん告知されたら家族に手紙を書こうと思う。

7/29 「マダムマロリーと魔法のスパイス」2014年 ラッセハルストレム監督

これは、インドの料理店の家族がフランスに移住してきた家の前が、フランス料理店という奇抜なアイデアから始まるが、おとぎ話のようで楽しい。その料理店が立つ丘の景色も素晴らしく、やっぱりハルストレム監督大好き。結局また別の古い作品を借りてきた。8月もハルストレム監督を見続ける。

 

 

 

 

 

 

8/1 「シッピングニュース」ラッセハルストレム監督

これは、ある北欧?の港町のお話。スェーデン出身の監督らしく、寒々とした

港町に起きる身近な事件を描いたもの。彼の映画には、必ず人間的欠陥?精神的

な劣等感あるいは自閉症などの障がいをもつ人物が登場する。この主人公も自分

に自信の持てない精神的に欠落した男だ。この映画は自分にとって彼の映画の中

では、今ひとつだったかな。おとぎ話風(ショコラのような)のお話がいいかな。

でも、やっぱり港町の雰囲気や岬に立つ古い屋敷がいい感じだった。

8月某日「親愛なる君へ」ラッセハルストレム監督

この映画にも、障害を持った人が登場する。主人公の父親。そして、ヒロインの仕事もそういう人達と関わりをもつ職業だ。ラッセ監督にはありがちな兵役でのお別れのパターンだったが、これもちょっと哀しいラブストーリー。

8月某日「愛に迷った時」ラッセハルストレム監督を

この映画はコメディ。ラッセ監督の映画は、子役が上手に使われていことが多く。この映画でも同様。きっと子役をうまく使える監督って、きっといい監督なんだな。ちょっと軽いタッチのラブコメディ映画。

8月某日「ホークス〜ハワードヒューズを売った男」ラッセハルストレム監督

これはだいぶ前の映画らしいが、ハワードヒューズという大実業家の伝記?をデマカセでアメリカの大雑誌LIFEに売り込むという荒唐無稽な筋立てだが、実話らしい。ハッタリやらでまかせやらを積み上げてゆき、なんだかんだハワード本人ともコンタクトが取れ、印刷され出版まで話は展開してゆくが、結局最後の最後に嘘がバレてしまう。そして騙していた妻にも見放されその男の末裔は?ともかく痛快で面白い話だったが、実話とはね。事実は小説より奇なり。

8月某日「ハチ〜約束の犬」ラッセハルストレム監督

これで、レンタルで借りられるラッセ監督の映画を見終えた。あまりに心酔した自分は「やかまし村の子供達」のDVDをアマゾンで購入したのだが、一時的な売り切れ状態らしく、まだ届いていない。早く届かないかな。この映画タイトル通り忠犬ハチ公のアメリカ版なのだが、とにかく泣ける。一切ひねりはないのだが、ともかく犬への愛と犬の人間への忠誠心の感じられる映画である。さすがラッセ監督!しかし、あの秋田犬、幼い可愛い犬、大人の時代、老いた時代どの犬もまさに熱演で、素晴らしい。もちろんリチャードギアも。

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